チーズ7500年の歴史〜ヨーロッパの新石器時代の土器から大量の乳脂肪の痕跡
ネイチャー誌(2012年12月12日号)で、7500年前からヨーロッパでチーズを作っていることを示唆する痕跡が見つかったと報じています。
もちろんスパゲッティーにかけるためではなく、保存用です。
酪農の世界最古例は、9000年前のアフリカと7000年前のトルコで見つかっているのですが、そのいずれもチーズまでは作っていなかった(証拠がない)ようで、現在に続くヨーロッパの食文化の柱である「チーズ」が、有史以前にさかのぼるとしたら、スイスのマッターホルンでハイジたちも大喜びしていることでしょう。
今回のチーズ臭い(匂いはしないでしょうが)土器はポーランドで出土したもので、ほかにも北欧で同様のものが見つかっているそうです。
チーズ史専攻(そんなのあるんですね)のマサチューセッツ工科大学(MIT)の文化人類学者は「偶然に生まれた細菌と牛乳の接触によって、現代のモッツァレラチーズの塊のようなものができた」とコメントしていますね。
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