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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

戦国武将宇喜多氏が建立にかかわった重要文化財の寺が全焼【岡山・金山寺】 

昨晩(2012年12月24日午後7時35分ごろ)、岡山市にある金山寺の国重要文化財の本堂が燃えていると通報があり、消火活動むなしくすべて灰燼となりました。

FNN系のニュースサイトでは、炎上する本堂が写し出されています。(画像はキャプチャー)



=本堂。wikipediaより

高齢の住職が一人暮らしで、ろうそくをともしつづけていたそうです。戦前は「国宝」だった由緒ある建物です。残念ですね。


岡山市のHPによると

1923年(大正12)旧「古社寺保存法」による国宝に指定され、1929年(昭和4)の「国宝保存法」をへて、1950年(昭和25)の「文化財保護法」の制定によって重要文化財(建造物)となる。

1575年(天正3)岡山城宇喜多直家の助力を得て、金山寺中興の祖と仰がれる圓智によって再建されたと伝えられる桃山期の建物。

桁行5間(13.18m)、梁間6間(15.13m)、一重入母屋造、本瓦葺、正面1間向拝付きの南面する建物で、四周に濡縁を回す。
内部は、前面2間通と両側1間通が外陣、中央奥の3間4面が内陣、前面2間通の外陣部は吹放しの時期があり、海老虹梁、長押等の彩色に風蝕がみられる。

間仕切りの欄間や大虹梁等に施された彫刻、彩色は絢爛たる桃山様式の特色が発揮されている。

とあります。

関ヶ原の合戦で没落する前の宇喜多秀家の父、直家(一五二九〜八一)が支援して建てた建物とのこと。
直家は、岡山の一勢力だったのが、まさに下克上で、主君を倒し、備前、美作の2国とさらに播磨にまで広げる一大戦国大名になった人物です。
息子の悲劇っぷり(八丈島へ島流し)が有名なので、父の名がかすんでいますが。

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