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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

天国でいやな思いで下界を見ないですむためのチェックリスト

帯に「遺品整理とは故人の人生に光を当て直す考古学だ」とあったので、考古学ものかなと目について手にしました。が、もちろん考古学の本ではありません。

遺品整理屋という主に孤独死をした人の遺品(死んだ本体を含めて)を片づけることを業としている吉田さんという方の著書です。
こういう整理屋さんに依頼されるのは、たいてい不幸なケースが多いようです。

死んでしまってからは関係ないと思いがちですが、数々の生前の業やら罪らがつまった遺品はとんでもないトラブルを残った人たちに起こします。想像通り、大抵は不倫ですねw

というわけで、本書に登場するざっと30数人の死者たちが生きている人に残した教訓をリストにしていました。

1,携帯電話の履歴はクリアにしましょう。会社にもう一台、こっそり携帯をもって愛人との写真を待ち受けにしていた人がいましたよ。P25

2、男女の別なく、だそうですが、アダルトグッズがよく出てくるのだそうです。変わった趣向の場合は特に要注意です。P108

3,ペットは結構長生きします。水とエサは常備しておきましょう。飼い主が死んでも、室内で飼われているペットは出られません。親子猫のうち子猫だけが風呂場の水で生き残っていたケースが紹介されていました。P160

4,へたな手書きの遺言書はトラブルを生む。どうせかくならけちらず公証人役場で作りましょう。P144

5、自殺はやめましょう。遺族も近寄らないほど臭いというのは悲しいです。多数紹介。