新兵器雷槍で鎧の巨人倒すもほぼ全滅の大爆発 進撃の巨人19巻あらすじ・ネタバレ
いよいよ、調査兵団と巨人のガチ対決です。
75~78話を収録した19巻は、大迫力のバトルが続きます。(18巻のあらすじはこちら)
ということはストーリー的(世界の謎)には、それほど進展がないということになります。なのであっさりまとめます。
巨人軍には、新たな巨人(四足歩行タイプ)が参戦です。
知恵のある巨人は、指揮官相当の「獣の巨人」(ジーク)、鎧の巨人(ライナー)、超大型巨人(ベルトルト)、四足歩行巨人(「車力の巨人」、マーレ篇で誰かがわかります)の4体となります。
獣の巨人は、まず小型の「無垢の巨人」(知恵のない通常の巨人たち)を操作して、兵団の馬をつぶしにかかります。馬がなければ兵団は補給や撤退をたたれ、巨人は取り囲んで彼らを飢餓に追い込むことも可能だからです。
進化する兵団、新兵器の登場
調査兵団も、この戦いに「雷槍(らいそう)」という新兵器をもってきています。
シガンシナ区の外の馬をまもる守りの戦いと、
シガンシナ区内にいる鎧の巨人を倒す攻めの戦いの両面作戦です。
鎧の巨人の相手は、巨人化したエレンです。
一対一の巨人たちの格闘戦が始まります。
そして、新兵器の雷槍を装備した、ハンジやミカサが鎧の巨人(ライナー)に襲いかかります。雷槍は、電撃のような武器で、これまで傷つけることができなかった鎧の巨人に確実にダメージを与えることに成功。
とうとう、鎧の巨人は倒れ、なかの人、ライナーは頭を吹き飛ばされます。
ここで、回想シーンが入ります。
まだ兵団の仲間だった頃の、ライナー、ベルトルト(超大型巨人)、そしてアニ(女形の巨人)が、同じ新兵のマルコを事実上、殺したことが明らかにされるシーンです。
なるほど、勘のいいマルコに彼らの正体がばれそうになったためだったのです。仲間を殺すことになった3人の苦悩が描かれています。
最強?超大型巨人を爆撃
ライナーの鎧の巨人は、頭をふきとばされてなお、咆哮します。
それが、ベルトルトの「出陣」の合図だったのです。
獣の巨人は、ベルトルトが入った樽を城壁の外からシガンシナ区へ投げ込みます。
ベルトルトが超大型巨人に変身する際には、周囲をなぎはらう大爆発を起こします。
爆発を起こそうとした瞬間、ベルトルトはライナーが死んでいることを見て、変身せずに、近寄ります。兵団は、このことで爆発から逃れることができました、一時期にすぎませんが。
ベルトルトは、ライナーが死んでいないことを知ります。ライナーは、意識を脳から全身の神経網にうつすことで、ギリギリで命を保つことができるのです。
そのとき、アルミンが意を決して、ベルトルトと最後の交渉を持ちかけます。友情にかけたのです。
しかし、ベルトルトは「僕の要求は、エレンの引き渡しと壁の中の人間全員の死の2つだけだ」と拒否。
空中に高く舞うと、大爆発して超大型巨人に変身します。
鎧の巨人の息の根をとめようとしたハンジ班は爆発に巻き込まれ、全滅してしまいます。
残るは、巨人となったエレンと同期組のみ。
超大型巨人とのバトルの続きは、20巻へ。