「日本」の母卑弥呼をつくった弥生時代の大飢饉
歴史は繰り返す、とよく聞きます。
人は同じことを繰り返すかというと、
「いやいや、人類は進歩していく」と考えたいところですが、
保護主義と自由貿易主義を繰り返すアメリカの「歴史は繰り返す」を見るに、やっぱり、どちらかというと繰り返すんじゃないかなと思っています。
それ以上に繰り返す歴史を示してきたのが、天候。
人間が住み始めて以来、日本列島は寒冷化と温暖化を繰り返してきました。
エアコンも床暖もない時代ですから、もちろん温暖化すれば人は豊かになって人口も増えるし、寒くなれば逆にになります。
その温から寒の切り替わりの時期に、大きく歴史が動いたという事象が考古学などからわかってきています。
今回は、ちょうどそういうレポートが考古学ジャーナル(2017年4月号)に出ていたので、そのことを書きました。
よろしければご一読ください。