10年目の「本屋大賞」は百田尚樹。10年分の大賞受賞作を見ると、エンタ小説王国新潮社の凋落が・・・
2013年の本屋大賞に、百田尚樹『海賊とよばれた男』(講談社)が選ばれました。きのう(2013年4月9日)発表です。そこで、過去10回の出版社別に受賞作を並べてみると、新潮社が圧倒的なのですが、2008年の伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』以降は、ずっと空白です。
【出版社別星取表】
新潮社 ☆☆☆☆
講談社 ☆☆
双葉社 ☆
角川書店 ☆
小学館 ☆
光文社 ☆
2011年 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』(小学館)
キンドル版ありただし文庫より8円安いだけ。
2010年 冲方丁『天地明察』角川書店
キンドル版あり(540円)、ただし文庫は580円と差額あまりなし。(上下巻の上巻について)
天地明察(下) (角川文庫)
マンガ版もあり
天地明察(1) (アフタヌーンKC)
2008年 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』新潮社
キンドル版もあり。430円と、文庫の935円半額ほど。