古代史を地図で「見える化」したらズバズバ理解できるようになるだろうか。「地図で読む日本の古代史」の挑戦に期待
歴史を楽しいか、興味が持てないかの大きな壁は、「見える化」だと思います。
戦国時代や幕末だと、多くの人が、すぐに頭の中で、信長の姿だったり、坂本竜馬だったりが、図として浮かんできますよね。
しかし、平安末期の平清盛となると、モヤモヤしてしまいます。そのうえ、テレビ画面がモヤモヤだと、ダブルモヤモヤで、「モウイイヤ」となってしまうわけです。
古代史も、また同じ。
卑弥呼と聖徳太子は、ぱっとイメージがわくかもしれませんが、
となるとどうでしょうか。
恵美嘉樹はもちろん知っているのですが、知識を知っているだけに、色々なところをはしょって、説明しがちになります。
反省反省と思いながらも、どうも「基礎知識」をすっ飛ばしてしまうのです。
そんなときに、「これ分かりません」とズバッと言ってくれる人がいることは、本当にありがたいことです。
1月に出たばかりの『地図で読む日本の古代史: 90分でわかる!「日本と日本人」の始まり』 (600円、三笠書房、知的生きかた文庫)は、地図を使うことで、古代を身近に知ってもらおうというチャレンジです。
神話時代を弥生時代より先に置くのではなく、古墳時代の後半に入れるなど、マニアっぽいこだわりもあります。
恵美も「図解」とタイトルのついた古代史本を書きましたが、レビューで「あんまり図解でない」と指摘されたことがあります(汗)。
この本で研究しようと思います。
ぜひヒットしてほしいなあ。
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