歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

福井県が原発ではなく幕末で町おこしする模様、大河ドラマ誘致フラグか

福井新聞によると、きょう(2013年1月28日)、福井県福井市が2050年というずいぶん先を目標にした「将来ビジョン」を作ったそうです。

その柱となるのが、「幕末」

幕末の四賢候のひとり、松平春嶽推しでしょうか?

名前の響きがいいですしね、シュンガク!

と思ったら、

 異人館跡や横井小楠寄留宅跡、由利公正宅旧跡などを生かした幕末の歴史が感じられる歴史散策エリアの整備

うーん、春嶽さまいない。

 県庁と市庁舎を移転して市中央公園などと一体化する福井城址(じょうし)公園の整備を柱としたビジョンの骨子案と早期実現を目指す事業を協議してきた。

福井城だと、幕末の松平春嶽よりも、むしろ家康の次男、結城秀康ですかね。

長男は死んで、次男なのに、徳川ではなくて「結城」家へ出向という悲劇のプリンスですから、けっこうドラマでも面白いかも知れませんねぇ。


福井というのは、江戸時代になってできた新しい地名です。

もともとは戦国ファンではおなじみの、柴田勝家が死んだ「北ノ庄」でした。
結城秀康が入府したときに、勝家の北ノ庄城から移転して作ったのがいまある福井城なのですが、当時はまだ北ノ庄だったので、「新北ノ庄城」とでもいったんですかね。


3代目から福居(ふくい)となりました。
2代目がご乱行しまくって放逐されたんで、縁起が悪くて名前をかえたんでしょうね。


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