歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

次ぎは中国のトップが決まる。きょうから中国共産党全国代表大会開幕。過去の大会での重要な事件の一覧

アメリカ大統領選のつぎは中国ですね。今年はすごい年ですね。
ロイターが便利な過去の党大会での重要な歴史記事まとめを載せていました。メモメモ

photo:紫禁城 by M.Angel Herrero
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK826569920121107

 歴史上重要な意味を持つ過去の中国共産党大会概要

 [6日 ロイター] 中国共産党全国代表大会(党大会)が8日に北京で開幕する。共産党大会は基本的に5年に1回開催され、今回は第18回大会となる。今回の党大会では、胡錦涛国家主席から習近平国家副主席への権力移譲が見込まれることもあって、特に注目されている。

重要な意味を持つ過去の大会の概要(一部敬称略)。
 ◎1921年:
 第1回共産党大会開催。党規約を正式採択。若き日の毛沢東の顔も。
 ◎1945年:
 第7回共産党大会が日中戦争末期、陝西省延安で開催。毛沢東が最高指導者として台頭、その「思想」は党のイデオロギーの基礎となった。
 ◎1969年:
 第9回大会が文化大革命の最中開催。毛沢東林彪を後継者に指名、共産党中央委員会メンバーの80%以上を解任した。林彪にはその後、毛沢東暗殺を謀ったとの疑惑が浮上。2年後に飛行機事故で死亡した。
 ◎1982年:
 第12回大会で蠟小平が「中国の特色ある社会主義」を提唱。これを機に、中国は集権的計画経済から決別、資本主義へと向かうことに。
 ◎2002年:
 第16回大会で江沢民共産党の最高指導者の座から降りたが、主要ポストを側近で固めた。江沢民は「3つの代表」を発表、「毛沢東思想」や「蠟小平理論」と並んで共産党イデオロギーの基本原則に。
 ◎2007年:
 第17回大会では、胡錦涛国家主席習近平を後継者に指名、権力掌握を固めた。国家主席の「科学的発展観」は規約に明記されることに。

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