歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

2013-01-11から1日間の記事一覧

【三国志】諸葛孔明も見た(かもしれない)ナゾの石の巨大獣、蜀の都、成都であらわる【考古学】

中国から日本人にたまらない考古学ニュースです。中国・四川省の成都市の文化財考古調査チームなどが2012年1月9日に記者会見を開きました。なんと、三国志時代の不思議な巨大な石の獣像があらわれたというのです。 市内の四川大劇院で発掘調査していた…

【考古学クイズ】なぞ過ぎる古墳時代の岡山「吉備王国」。不思議な文様の意味はなんでしょうか【千足古墳】

文字を使う前の人間は、なにかを「書く」ことにどんな意味を持っていたのでしょうか。 想像するのは簡単ですが、本当の意味をさぐるのはなかなか難しいことです。 日本も古墳時代までは、基本的には「文字」がありませんでした。 そうした中で、土器やお墓の…

戦国時代を20期間に分断して日本地図を色分けする本「戦国大名 勢力変遷地図」

漫画サンデー休刊なんですね。 今年になって「静かなるドン」が長年の歴史を終えて大団円で連載終了となりましたが、(ひさしぶりに読みましたよ)雑紙自体の休刊という伏線だったのですね。実業之日本という出版社でしたが、なんでこんな話というと、 たま…

四国最大級の弥生時代前期の水田が発見【阿波踊り県】

三国志につづいては、日本の考古学ニュースです。 徳島にある徳島大学の蔵本キャンパスで、弥生時代前期(2600年前〜2500年前頃)の水田の跡が約2000平米分も見つかりました。 2013年1月10日に、徳島大埋蔵文化財調査室が発表しました。 庄・蔵…