歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

2012-12-26から1日間の記事一覧

【吉報】高田松原の松の新芽が見つかる。一方、ご神木枯死事件は同様例が四国中心に14本【悲報続報】

東日本大震災で、多くの人命とともに、名勝だった松並木「高田松原」も流された岩手県陸前高田市で、クロマツの新芽が出ているのが見つかりました。最後まで立っていた「奇跡の一本松」も根が腐り、枯死してしまいましたが、生命力の強さには感動すら覚えま…

「世界滅亡の」のマヤの予言は外れ、世界遺産のマヤ遺跡が滅亡マニアで踏み荒らされ損壊

やっぱりなぁ〜マヤの予言で「2012年12月21日に世界が滅亡する」という都市伝説(実際は一つの暦のおわりがこの日で、その後、別の暦が続く)は世界の滅亡マニアたちを狂喜乱舞させ、いつもどおり失望させたわけですが。そんな冷笑の対象となるだけでなく、…

考古学を学ぶ学生たちがんばれ

立命館大の考古学・文化遺産専攻と京都橘大の歴史遺産学科が共同で、京都市考古資料館において合同企画展「京都考古学探検隊−開け!過去の扉−」を開催しています。学生達が京都市での発掘品を使い、自分たちでテーマを設定して企画したものです。今、考古学…

人骨研究で藤ノ木古墳の遺骨も鑑定した池田次郎さん(京都大名誉教授)亡くなる

朝日新聞によると、京大名誉教授で人類学者の池田次郎さんが2012年12月19日に亡くなっていたとのことです。90歳でした。 遺跡から発掘される人骨の研究で業績を上げ、奈良・藤ノ木古墳の被葬者の遺骨の鑑定も担った。著書に「日本人のきた道」(朝日新聞社…