声に出して最初から読みたい進撃の巨人第1巻ネタバレあらすじ
進撃の巨人を1巻からあらためてキンドルで読み直しています。
kindleのキャンペーン中かのようで、40%のポイントがついています。つまり4割引き!だったからです。(2017年4月23日現在)
結局全巻そろえてしましました笑
自分があとで読み返して伏線などに「うーむ」とうなって楽しむためのネタバレなあらすじ紹介なので、伏線についてもどんどん指摘し、さらにその答えもバンバン書いてしまいます。
ですから、ネタバレしたくない人は読まないくださいませ。(とはいえ1巻など前半を知らない人はほとんどいないと思いますが)
最初のシーンは、超大型巨人が壁の向こうから顔を出しています。
それを口をぽかんとあけてエレン、ミカサ、そしてアルミンがみています。
なんと、このときはアルミンのほうが背が高いようですが。。。
それはともかく
「その日、人類は思い出した
ヤツらに支配されていた恐怖を・・・
鳥籠の中に囚われていた屈辱を・・・・・・」
とのイントロで始まります。
シガンシナ区も、このとき(1巻)は書き込みがおおざっぱで家の数がだいぶ少ないですね。↓
そういうツッコミはもうこれくらいにしておきまして、ネタバレでストーリーを追ってきます。
次のシーンは、背中に羽のマークを背負った馬に乗った集団。
巨人に襲いかかる軍団、もちろんご存知のとおりの調査兵団です。
このとき指示を出しているのは、のちの隊長ではありません。(伏線です)
立体機動という初めてこのマンガを見たときに、厨二ごころがグラグラに揺さぶられたことを思い出します。
また、すぐに次のシーンに切りかわります。
「いってらっしゃい エレン ーエレン」
のセリフにかぶさって、幼いミカサが眠っているエレンを起こします。
このセリフはミカサの声ではないようです。
起きたエレンは「イヤっ…なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど・・・・」と、涙を流しながらつぶやきます。このセリフと同じセリフを22巻でエレンは言うのですが、それはずっと先の話。
町に壁の外から調査兵団が帰ってきました。
しかし、彼らは傷ついており、凱旋とは程遠い様子です。
隊長の男に、息子が死んだ母親がすがりつきます。なにか息子の死が役立ったのではないかと。
しかし、隊長は「我々は今回もなんの成果も得られませんでした!」と涙を流しながら言うのです。
それを見たエレンとミカサは家に帰ります。
お父さん(グリシャ)はお医者さんです。
ミカサが「エレンが調査兵団に入りたいんだって」と母親のカルラに告げます。
反対する母に対して、父は聞きます。「どうして外に出たいんだ」
エレンは答えます。
「外の世界がどうなっているのか何も知らずに一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!」
母は父にエレンにあきらめさせるように説得してといいますが、父は「人間の探究心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ」といって、「帰ったらずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」と鍵をみせて、回診に出ていきます。(この鍵で地下室に入るのは第一部の最後である22巻です)
エレンとミカサ、そして友達のアルミンが町で話していると、大きな音がします。
そうです50メートルの壁を越える超大型巨人が現れました。
巨人は門を蹴り破ります。穴から巨人が次々に町に入ってきます。
あわててエレンたちが家にもどると、門の破片がエレンの家におちて母親が瓦礫にはさまっていました。
そこへ、金髪の女の巨人が近づいてきます。
助けに来たのは兵士のハンネス。しかし、母親は戦うことではなく、子どもたち2人を連れて逃げてと懇願します。
戦うつもりだったハンネスですが、巨人を目の当たりにして、恐怖が先立ち、子どもたちをかかえて、エレンの母カルラを置いていきます。
母は「ありがとう」といいますが、「行かないで」と言いそうになるのをぐっとこらえて巨人に食われるのです。
もうみなさんがご存知のとおり、エレンたちの住んでいたシガンシナ区は、ウォール・マリアという大きな壁に突き出た町です。シガンシナ区の外側と内側にふたつの門があり、二重になっているのですが、武器が効かない鎧の巨人によって、内側の門もやぶられます。
これでウォール・マリアという人類の3分の1の領域が住めなくなったのです。
その後、ウォール・ローゼまで人類は後退しました。
あれから5年、訓練兵たちが卒業します。
その中のベスト10が呼ばれます。
主席 ミカサ・アッカーマン
2番 ライナー・ブラウン
3番 ベルトルト・フーバー
4番 アニ・レオンハート
5番 エレン・イェーガー
6番 ジャン・キルシュタイン
7番 マルコ・ボット
8番 コニー・スプリンガー
9番 サシャ・ブラウス
10番 クリスタ・レンズ
再三警告していますが、この記事はネタバレですので、ここから10数巻以降のことをどんどんばらしていきますので、まだ読んでいない。これから読むという人は、ここでストップして、お買いもとめください。
さぁ、ネタバレ行きます。
10人のうち、ミカサをのぞく2-4位までの3人は、知恵のある巨人の器です。
選りすぐりの才能として送り込まれた彼らですが、驚くべきはそうした3人をこえる、ミカサの力量です。しかも、「歴代の主席のなかでも逸材」とのこと。
さて訓練兵には、3つの選択肢があるそうです。
・駐屯兵団
・調査兵団
・憲兵団
です。
安全な内地の憲兵団に行けるのは上位10人だけ。
エレンは調査兵団を希望します。当然、守り主のミカサも調査兵団です。
この夜、エレンはハンネスと会います。「グリシャ先生(父)と最後にあったのはエレンだが(グリシャ先生は行方不明)、なにか思い出したか」と聞くと、突然、エレンは、父が自分に注射をしようとしていることを思い出す。
次の日の夜、エレンたちが壁の上で大砲の整備をしていると、突然、また超大型巨人があらわれます。
あらわれたときの熱風で壁の下に落とされるエレン達だが、かろうじて立体機動で立て直しました。
しかし、超大型巨人はまたも壁を蹴り破ったのです。
エレンは立体機動で巨人の弱点のうなじにまわりこみますが、巨人は高熱を発して姿を消しました。
中に入ってきた巨人たちと、エレンたちの戦いがはじまりますが、次々に食われる訓練兵たち。エレンも左足を食われてしまいました。
さらに友人のアルミンもなすすべもなく、巨人につままれ呑みこまれます。
片足を失ったエレンは巨人の口のなかに飛び込むと、アルミンの腕をつかみ、外に放り投げて、自分はさらに腕を噛み砕かれ、飲み込まれてしまいました。
2巻に続く。