歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

竹田城の石垣崩れの恐れは観光客のせいなのか

 「少なくとも今回のは観光客のせいではないよ」とクレームが入ったのかもしれませんね。

 朝日新聞がきのう(2013年6月26日)「天空の城、竹田城が観光客が増えすぎて壊れちゃう!」という趣旨の記事を配信しました。

 へぇ、そりゃたいへん、と私も安易に思ってツイートしました。

 が、翌日のきょうになって、微妙に修正する記事を出していますね。

 まあ、山城というのは敵が多数攻めてきても守れるというのが絶対条件ですから、メンテナンスをしていれば、そう簡単に上にのったくらいで崩れるものではありません。


 観光客が急増している影響で、石垣の一部がずれているのがわかり、早急な対応を迫られる朝来市和田山町国史跡・竹田城跡。市によると、市内で震度3を記録した4月13日の淡路島を震源とする地震直後の点検では異常は見つかっておらず、それ以降の短い間に急激に石積みが動いたとみられる。


 言い訳めいて、潔くない表現に感じました。
 雑草が観光客で踏み荒らされてなくなったから石垣が崩れるって、そんなケースあんの?
 
 私の先ツイートは暴論だけでなく、間違えの可能性もありました。ごめんなさい。
 まあ、全国面にだいだいてきに登場してしまったものだから、引くに引けないんでしょうけど。武士ではないですね!笑

 詳しいことは、朝日WEBの会員登録(無料)して、続きを読んで、ご判断くださいませ。

【追記】
 と、思ったら、毎日新聞朝日新聞を追いかけるかたちで翌日に「観光客増が原因で」って記事を流しています。

 市教委によると、観光客急増の影響とみられ(略)

 これが豪雨が主因だったりしたら、毎日新聞は泣きっ面に蜂ですね。

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