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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

驚愕の邪馬台国イタリア説!

 邪馬台国畿内説では最有力候補地の奈良県纒向遺跡で、想定の斜め上をいく「バジル」出土!

 環境考古学を専攻とする金原正明・奈良教育大教授が2013年5月30日刊行の桜井市纒向学研究センター研究紀要で発表したとのこと。

 まず考えるのが、「それ新しい時代のが混じったんじゃないの?」ということですね。
 溝(いろいろたまりやすい)から見つかったとか、うーんって感じの出土状況ですね。

 が、いちおうこの点については「細胞の傷み具合から、後世に混入したものではないことが分かった」(毎日新聞)と書いてあります、細胞の傷みで年代測定するっていうのがどういうやりかたなのか知りません。だれか教えて。


 バジルはシソ科の植物で、イタリア料理にかかせない食材ですが、アジアからアフリカまで熱帯の植物です。邪馬台国時代に東南アジアあたりから種が到達するのは、かなり難しそうですが、どうなんでしょうね。

 日本には江戸時代に入ってきて、種がかすみ目に効くということで目箒(めぼうき)という名前があります。


http://mainichi.jp/feature/news/20130531k0000m040037000c.html


 大和王権発祥の地とされる纒向遺跡奈良県桜井市)で、1991年に出土した花粉が3世紀中ごろのバジルだとする論文を、金原正明・奈良教育大教授(環境考古学)が30日発表した。

 熱帯アジア原産のバジルは、江戸時代に薬用として中国から持ち込まれたとされていた。国内最古例の発見で、女王・卑弥呼(248年ごろ没)の時代の国際交流を物語る貴重な発見と言える。

 桜井市纒向学研究センター研究紀要に掲載された。花粉は、同遺跡の中心部にある3世紀中ごろの溝(幅約1.5メートル、深さ約1メートル)の土壌から、ごく微量検出され、何の植物か分からないままだった。

 この教授、アマゾンと丸善で検索した限りでは、単著を出していないんだなぁ。科研だとhttp://kaken.nii.ac.jp/d/p/19900110/2007/6/ja.ja.htmlこんなかんじ。

 まっ、釣りタイトルかけたからいっか。


 で、ネットだけではなんなので新聞もチェックしたら、関連記事が載っていました。

  • 1991年の発掘調査で見つかった花粉
  • これをバジルと解明したのは、教授の奥さんで、(株)古環境研究所奈良研究所主任研究員の正子さん
  • 2003年の長崎・オランダ商館(いつの時代よ)の調査で見つかったバジルの花粉の形態が纒向遺跡のものと酷似しているのに気付いた

だそうです。。。

有識者のコメントとしてお二人のってます。
大阪市立自然史博物館の横川昌史学芸員

シソ科の植物は良い匂いがするものが多い。古代でも、その匂いを何かに利用していた可能性がある。

兵庫県立考古博物館の石野博信館長(考古学)

何らかの儀式に関係する。
邪馬台国は権威を持つため儀式を必要としたのだろう。
物よりも思想を大陸から取り入れたのが近畿の弥生文化ではないかと考えており、バジルの発見は裏付けになるのではないか。

 うーん、「物より思想」がなぜバジルによって裏付けられるのかよくわかりません。

 と、言っている間に、こんどは纒向遺跡やその近くで、弥生時代の仮面やらシルクらが発見だそうです。こりゃ忙しいw

仮面のもがんばって書いてみよっと。乞うご期待


卑弥呼邪馬台国エントリー

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