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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

しょっぱいお湯は、大陸に潜り込んだ海のプレートが運んだ海水だった?!

 海に近いところに多いからてっきり海に直結しているのだと思っていました。
 プレートの移動とともにずりずりと一緒に地中深くまで運ばれた海水だったという研究です。なるほど、ずりずりと岩盤をけずりとるうちにミネラルたっぷりの温泉水に!って感じなのかなぁ。
 でも、日本海側の海側にもしょっぱい温泉たくさんあるけど、それらはどうなんでしょう。フォッサマグナの下をこえて太平洋から来た水ってことなのかな?
 わからないことが多いですが、興味深いニュースです。あー、温泉いきたい。

 元ねたは米科学アカデミー紀要(英語)だそうです。 

http://www.vgs.kyoto-u.ac.jp/InetHome/kawamoto/
 上のご自身(川本さん)のHPをみると、2012年の段階でこの内容の論文をまとめていたようですね。

東京新聞の地図が分かりすかったです。↓

 これまで海洋プレートがマントルに水を運ぶことは知られていたが、真水だと考えられていた。海水だと分かったのは初めて。
 フィリピン付近や日本列島の南側には比較的新しい海洋プレートがある。

 川本竜彦・京大助教(実験マグマ学)は、海水がこの海洋プレートの堆積物と一緒に入り込んだり、亀裂から染み込んだりして、マントルに運ばれたと推測。
 「マントル内の海水の一部が断層を伝って地表に上がれば有馬型の温泉水になる。さらに深い場所ではマントルをとかして火山をつくると考えられる」と話している。

高温の水はマントルもとかすのですね。

ほかには朝日や共同通信も。
http://www.asahi.com/tech_science/update/0528/OSK201305270130.html


 有馬温泉和歌山県 の白浜温泉 、湯の峰温泉川湯温泉 、長野県 の鹿塩温泉などは塩分濃度が海水の1〜2倍程度と高く、火山 が近くにないのにお湯が熱い。こうしたタイプは「有馬型温泉」と呼ばれ、太古に地下に閉じ込められた海水が元になっていると説明されてきた。

 京都大の川本竜彦助教(実験マグマ学)らは、1991年に噴火したフィリピンのピナトゥボ火山 で、地下30キロほどから地表に出てきたとみられる岩石を採取して観察。0・03ミリ程度の液体の粒がたくさん含まれることを見つけた。液体の塩分濃度は海水の1・4倍程度。ほかの成分も詳しく分析し、海水が濃縮された可能性が高いことを突きとめた。これは、海のプレートが、隙間に入った海水を地下深くまで運んでいる証拠となる。

http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013052701002366.html


写真は「マントル」のかけらに含まれていた液体の粒の顕微鏡写真(川本竜彦京都大助教提供)

 京都大の川本竜彦助教(実験マグマ学)は「これまでマントルに運ばれるのは真水だとされてきた。塩水は電気を通しやすいなど真水とは性質が違い、地球内部の構造や化学的進化を解明する上で重要だ」としている。

読売は地図つき。なるほどこの位置の温泉か。
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130528-OYO1T00296.htm?from=main3


 紀伊半島から近畿地方北部にかけては、火山活動がほとんどないのに、有馬や白浜のほか、宝塚温泉(兵庫県)など、内陸部でも塩分や炭酸ガスの濃度が高い温泉が多い。この地域の直下30〜60キロ・メートルにはプレートとマントルの境界があり、ピナツボ火山のかんらん岩ができた場所と、ほぼ同じ条件がそろっているという。川本助教は「はるか太平洋沖の深海水が数百万年かけて運ばれ、泉源になっているのではないか」としている。

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