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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

すでに4冊の書籍を出版した歴史ライターがなぜキンドルパブリッシング(電子書籍出版)に惹かれまくるのか

 きょう取り上げる本のプロローグには「キンドルで、あなたも著者や作家になれる」とあります。

 もうすでに作家であり著者である恵美嘉樹ですが、このフレーズには惹かれるのです。これまで単著で4冊(重版は2冊)、共著や雑紙を含めると数十冊に書いているのですが、最近はとくに単著で、企画がなかなか出版まで到達しません。

 編集者さんの段階ではいくつか話がまとまるのですが、出版社側の営業ふくめた会社としてのGOサインがなかなかでなくなっているわけです。これは特に歴史分野ではその傾向が強いと、聞いております。(お前の本だから売れないんだというごもっともな意見はとりあえず横におきまして)

デビューしたてのころ、ある編集者さんから「一冊出したからって全然ダメだよ」といわれ、「分かってますよ。ほとんどの人が一冊で終わるのでしょ」と言いました。

すると、その人は「それは当たり前。そのさきには6冊の壁があるんだ。6冊だすと、次々に依頼がくるようになる」と。

四冊目までは、割りとトントン拍子でしたので、すっかり忘れていましたが、まさにあと二冊が遠い(笑)

 恵美嘉樹の主戦場は、神社と古代史なのですが、これらは歴史のなかでもさらにニッチです。
 神社については、「パワースポットでどうでしょう」という話は結構あるんですが、別に否定はしませんが、著者としてはあくまで歴史や考古学、遺跡に基づいて神社を語るのであって、「パワースポット」系というくくりになるのはイヤなので、断ってきました。

 そんな時、キンドルパブリッシング(KDP)という物体が目の前にぶらさがっているではないですか!

 というわけで、どんなものかよく分からないので、この本を読んでみました。
 副題に「電子書籍でベストセラー作家になろう」とありますが、ベストセラーまで望んでおりません。歴史や考古学、神社や神様ほとけ様の面白い話を紹介したいなと思っているだけです。

 でも、たんに電子書籍というプラットフォームに載せるだけなら、このブログで書いていれば、多いときには1日に1万人近くみていただけるわけで、本を出すよりずっと読まれます。

 本を出版し、雑紙に連載している経験からすると、やっぱりプロの編集者と組みたいというのが本音です。
 

 この本を見ても、
「素人の自己満足はダメ」
「企画・執筆・レイアウト・校正の流れは紙の本と一緒」
というのが原則であることが分かります。

 その原則をクリアしたうえではじめ、「キンドル最適化」という技がいきる。

最適化とは、
 最初の10%で勝負が決まる。
 目次の文章をキャッチコピーのように作る。
 検索キーワードを意識したタイトル
などです。

 この本の著者が「セルフパブリッシング助け合いクラブ」を発足させたそうです。
 きっと「自己(事故)小説」か「自己啓発」を書きたい人が多いんだろうなぁ、と推測しています。(ごめんなさい)

 
 恵美嘉樹としましては、博士論文を一般人にもわかるようにし、20頁で出版したい!(極端にいえば漫画化したい)という人が集結できたらそっせんして参加したいと思うのですよね〜。

 その後、4月30日に発売された下のキンドル本「KDPノ全テ」(99円)を見つけたので、さっそく買ってみました。


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