日本推理作家協会賞は『百年法』
きのう(2013年4月26日)、あっもう一昨日か。
日本推理作家協会賞受賞作が発表されました。
■第66回 日本推理作家協会賞受賞作決定(2013.4.26)
〈長編および連作短編集部門〉
百年法(上下)
山田 宗樹(角川書店)
〈短編部門〉
暗い越流
若竹 七海(宝石ザミステリー2)
〈評論その他の部門〉
「マルタの鷹」講義
諏訪部浩一(研究社)
百年法とは
原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。
すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。
しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。
そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。(アマゾン内容紹介より)
すごい内容・・・
老人版「バトルロワイヤル」?
評論部門はこちら。表紙のセンスいいなあ。