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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

アラフォー必暗記!「アンチエイジング7大論争に最終決着」まとめ

歴史書以外

 今月の文芸春秋(2013年5月号)の大テーマは、「医療と健康の常識を疑え」。
 その中で、興味深かったのが日本抗加齢医学会副会長の坪田一男慶応大教授による「学会誌 アンチ・エイジング医学」で誌上ディベートが行われた7つの論争に「最終結論」をつけるという記事でした。
 坪田教授による「ジャッジ」も合わせて紹介していきます。(全然、歴史ネタではありませんが、自分の将来のためにアップします笑)

第1試合

水はたくさん飲むべきだ
VS
たくさん飲むべきではない

坪田教授のジャッジ

冷たい水で体内が冷えることには注意すべきだと思うが、基本的には水はたくさん飲んだ方がよいと考えている。
脳梗塞心筋梗塞など水分不足が原因で起こる疾患のリスクを重視するからだ。
現代人は全体的に脱水気味で、水分補給がうまくできていない。

 水分不足で脳梗塞が起きるんですね。。。
 お茶やコーヒーなどでの水分摂取は、利尿作用があって、あまりよくないのだとか。ジュースも、もちろん果糖のとりすぎになるので、あまりよくないということ。なるほど。

第2試合

フルーツは体によい
VS
フルーツは体に悪い

ジャッジ

特に、品種改良された日本のフルーツが海外に比べて非常に甘い(おいしい)という点を指摘しておきたい。
問題は果糖の過剰摂取である。
食べ方にはコツがある。なるべく丸ごとすべて食べること。例えば、ブドウは皮ごと種ごと食べるようにする。ハッサクやグレープフルーツも、外側の厚い皮だけむいて房ごと食べるようにする。

 たしかに海外で食べる果物の「おいしくない」こと。でも、果糖のバランスという点では、そうした「薄い」果物はがんがん食べてもいいけど、日本では「無尽蔵に」食べるのは別の面でよくないようですね。
 皮ごと食べる、というのは新鮮でした。慣れると、むしろおいしく感じるそうです。やってみたいです。(農薬が心配でもありますが)

第3試合

牛乳は飲むべきだ
VS
牛乳は健康によくない

ジャッジ

どちらの意見にも説得力があり、判定を下すのは難しい。
牛乳を飲む習慣はむしろ高齢者になってからのほうが効果は高いとも考えられる。

 牛乳に弱い人が日本人には多いので、ムリして摂取しないでもいいってことですね。わたしは大好きなので飲みますけどね。

第4試合

食事は1日1回でよい
VS
1日3食が健康によい

ジャッジ

1日3食で注意したいのは量の問題で、一日のエネルギー消費よりも多く食べれば、肥満やメタボの原因になりかねない。1回あたりの食事を「腹七分」程度に抑えることが重要と考える。
朝はしっかり、昼は中ぐらい、夜は軽めにというのが食べる量の目安となるだろう。

これは常識の範囲ですね。

第5試合

砂糖は体に良い
VS
砂糖は体に悪い

ジャッジ

アンチエイジング医学の専門医は、大多数が糖質や炭水化物の摂取を抑えたほうが健康によいと考えているはずだ。
砂糖には依存性があることも忘れてはならない。大量に砂糖を摂取していた人が急に砂糖断ちすると、禁断症状が出て健康を害することもある。

砂糖は「麻薬」だったんですね・・・
脳はブドウ糖以外をエネルギー源にできない、という説も、覆されていて、少なくとも砂糖を「あえて」とるという必要はないようです。

第6試合

マラソンは体によい
VS
マラソンは体に悪い

ジャッジ

まず1日15分の運動から

まあ、ムリをせずに適度な運動を続けて、だんだんレベルアップしましょうという、きわめて常識的な結論。

第7試合

運動は食前が良い
VS
運動は食後が良い

ジャッジ

このディベートが掲載された2009年時点では、私自身は「運動は食後のほうがよい」と判断していた。
ところが現在は「運動は食前のほうがよい」と考えている。
食事の前に息が上がるほどの運動をすると、細胞内でエネルギー源のグルコースブドウ糖)はすぐに枯渇してしまう。するとミトコンドリアが活性化し、グルコースの代わりに脂肪を分解してエネルギー源に換えていく。
私個人は特に朝食前の運動をおすすめしたい。

 七大論争の結論は年齢や状況によっても違うようですので、取り入れてみようと人はぜひ本文もを読んでみてください。

ちなみに、コラーゲンを食べる、コラーゲンを肌から吸収するなどの「民放テレビ」をにぎわす商業えせアンチエイジングは、論争にもなっていないということがうかがえます笑

ほかの特集もなかなか興味深いので、これはアラフォー世代以降の一家に一冊の保存版です。

ほかの特集のタイトルの一部
「腸内細菌が寿命を決める」
「がんは本当は減り始めている」
「透析を防ぐ新しい特効薬」
認知症予防は毎日30分の昼寝から」*ただし1時間以上の昼寝はかえって認知症になりやすい
「肩こり・腰痛は心が生み出す」
「ひざ痛はグルコサミンより専門医」*これもごもっとも。テレビCMはろくな事がない。。。

キンドルもあります。紙より高いですが(苦笑)ただ、こういった保存版の内容のときはキンドルありかな。キンドルではないです

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