歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

あの著名な考古学者藤森栄一氏が蘇って講演?


えっ?生きていたの?
長野県諏訪市出身の考古学者藤森栄一さん(1911〜73年)。
在野にありながら縄文農耕論を唱えた、日本史上有数の考古学者さんです。

もちろんご存命ではありません。

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お孫さんが考古学者なのだそうです。
しかも、名前が藤森英二という微妙に似ていて、似ていないという。

同県の北相木村考古博物館で学芸員をしているとのこと。

諏訪市博物館は20日、同市出身の考古学者、藤森栄一(1911〜73年)の孫で南佐久郡北相木村考古博物館学芸員の藤森英二さん(40)=南佐久郡小海町=の講演会を、市博物館で開いた。祖父と同じ縄文時代を専門分野とする英二さんが「縄文時代研究の可能性」と題して、八ケ岳山麓などから出土した土器について解説。約70人が耳を傾けた。

(略)
 講演では、考古学を専攻した大学生時代に「魅せられた」という熊久保遺跡(東筑摩郡朝日村)出土の「蛇体(じゃたい)装飾把手(とって)土器」について、学芸員になってからの研究成果を紹介。山梨県などに分布する似た形状の土器を調べた結果、多くに八ケ岳周辺の鉱物が含まれており、「八ケ岳近くから各地に広がったのではないか」との仮説を披露した。

(信州ライブオン)
だそうです。
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