歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

戦国時代を20期間に分断して日本地図を色分けする本「戦国大名 勢力変遷地図」

漫画サンデー休刊なんですね。
今年になって「静かなるドン」が長年の歴史を終えて大団円で連載終了となりましたが、(ひさしぶりに読みましたよ)雑紙自体の休刊という伏線だったのですね。

実業之日本という出版社でしたが、なんでこんな話というと、
たまたま日本実業出版社の『戦国大名 勢力変遷地図 激動の時代が一目でわかる!』を買ったからでした笑

カラービジュアル版 戦国大名勢力変遷地図

カラービジュアル版 戦国大名勢力変遷地図

戦国大名勢力変遷地図 [ 外川淳 ]=楽天

応仁の乱から大坂の陣までの約150年の戦国時代を20の時代にわけて、それぞれ日本列島の「白地図」を勢力ごとに色分けしています。

この著者は外川淳さんは歴史アナリストだそうです。歴史を解析するってことでしょうか。

買ったのは、「ああ、こういうのやってみたかったな」と思ったからです。

でもパラパラみている限りでは、想像していたのとはちょっと違ったかなというのが第一印象です。

パラパラ漫画のように、絵が動くがごとく、時代が展開していく様子が日本地図の俯瞰からわかるのでは、と考えていたのです。

そういう点では、ばしっと満足いっていませんが、
戦国時代の歴史ニュースや考古学ニュースを読んだときに、ぱっと開けて、その時代を視覚的に確認するというのでは面白いと思っています。

このムックのようなスタイルで値段が1680円というのは、最近の傾向だとちょっと高いようにも思いますが。とにかく歴史の新たな切り口を試す本は売れてほしいもんです。
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