【作品あり】与謝野馨のおばあちゃん、与謝野晶子さんの新作短歌発見【岡山】
うばたまの髪煩(わづら)はし身の中の焦れ心はなほ煩はし
物思ふ萱(かや)の葉などと並ぶ時今こし方のわれもうらめし
わが世をばうちまどふことしきりにも續(つづ)きし頃のおぞましき日記
これらは、歌人・与謝野晶子(1878〜1942年)の新発見の歌です。
岡山県倉敷市出身の詩人に書き送った短歌103首の直筆の歌稿が見つかり、うち16首が未発表だったと、新聞各紙が伝えています。
最初に報道した地元の山陽新聞によると、見つけたのは日本近現代文学を専攻する加藤美奈子・就実短大准教授。
すべてにルビが振られていて、大阪毎日新聞の編集者でもあった詩人にあてたことから、新聞掲載用として詠まれたようです。
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