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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

【号外も出た】群馬で古墳時代の甲を着たままの人物が火山灰に埋まっていた!日本初!【日本版ポンペイ】

震災・環境 古墳時代

 
群馬県榛名山は、6世紀に2度大噴火し、群馬県の平野部に大量の火山灰をふらせ、一帯を「ポンペイ」としました。当時そのままの豪族の家、田畑や馬の足跡など、たくさんの生々しい痕跡を残しています。
2回目(6世紀末)の火山噴火によって生まれたのが伊香保(いかほ)温泉です。

今回は1回目の大噴火の跡から。群馬県渋川市の金井東裏遺跡で、よろいを着たままの男性の人骨を、群馬県埋蔵文化財事業団が火山灰層から発掘しました。2012年12月10日発表しました。

その後発表された説明会資料(PDFダウンロード)

 金井東裏遺跡では、国道353号金井バイパス(上信自動車道)の建設に伴い、平成24年9月から当事業団が発掘調査を行っています。
 このたびの発掘調査により、古墳時代後期(約1,500年前)に噴火した榛名山二ッ岳火山灰層の下から、甲(よろい)を着装した人骨が発見されました。全国的に見ても初めてという極めて貴重な発見であることから、急きょ遺跡現地にて下記のとおり一般公開を行うことになりました。
 なお、甲や人骨が極めてもろいため、1日間のみの公開となりますのでお知らせいたします。


 古墳時代の甲は、古墳に一緒に埋葬されるので、よくありますが、遺体の横に置いてあって、着用していません。そのため、着用した状態では日本で初となるそうです。


このビッグニュースに、地元の上毛新聞は号外をだしています。

甲は、小さい鉄の板(小札=こざね)を並べた「小札甲」で、高さ約60センチ、幅約50センチ。

NHKにコメントを寄せた群馬大学右島和夫講師は「榛名山の火山活動が活発化する中で、男性が山の神に立ち向かおうとよろいを身に着けたと も考えられる」としています。

つまり、山を鎮めるために雄々しく甲をまとってお祭りをしていたら、火砕流か火山灰に巻き込まれてしまったという説です。証明するのは難しいですが、なかなか興味深い説ですね。

すぐそばの同じ市の黒井峯遺跡では、飛来した軽石の下から当時の家がそのままの形で見つかっています。

-続報あり

  現地説明会は12日午前10時から3時まで。
 住所は「渋川市金井1827-1」。ナビに入れてGO!

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