でっかすぎるトドの化石みつかる。千葉県は100万年前にはオホーツク海だった?
トドって、現存のトドでもすごい大きいですよね。
photo by wallyg
水族館でみると、演技などして、かわいいものですが、自然でばたっと出会ったりしたら、ヒグマと対面する以上の怖さだと思います。
そんなトドよりさらに大きいスーパートドがいたそうです。千葉県立中央博物館が7日発表しました。
でも、ご安心を90万年前です。
その頃は氷河期で、日本はまだ日本列島ではなく、海に浮かぶいくつもの小さな島が連なる「諸島」だったようです。
ですから、こんなトドも関東あたりにまでいたんでしょうかね。
県立博物館で8日から24日まで「大トド展」(笑)が開催されているそうです。お近くの人はどうぞ。全体でなく、あごの骨だけですが。
千葉県市原市朝生原(梅ケ瀬渓谷)から,約90万年前の巨大なアシカ科鰭脚(ききゃく)類の下顎骨(かがくこつ)化石が発見されました.
この化石は,現生のトドの雄個体に似た特徴をもちますが,今まで知られているトドの雄の最大個体と比較して,約1.5倍の大きさ(推定体長 5m,体重 3t)があり,絶滅した種類と判断されます.この大きさは,アシカ科鰭脚類のなかでは世界最大です.
千葉県立中央博物館(千葉市)は7日、世界最大級となるトドの仲間のあごの化石が、同県市原市の約90万年前の地層から見つかったと発表した。現在生息しているトドの約1・5倍の大きさで、絶滅種とみられる。8〜24日に同館で一般公開する。
(略)
研究員が5月、市原市朝生原の梅ケ瀬渓谷で発見。国立科学博物館地学研究部に確認を依頼し、骨の特徴などでトドの仲間と判明した。
2012/12/07 19:20 【共同通信】
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