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歴史ニュースウォーカー

歴史作家の恵美嘉樹が歴史のニュースや本の世界を歩く記録です

戦いは「合戦」「役」「乱」?

合戦を意味する用語はいろいろ。教科書でも定型てして暗記させられるわけですが、はたして、昔の人はそういっていたのでしょうか。 古代から江戸時代までの文献での戦争の固有名詞について調べてみました。×「壬申の乱」 ○「壬申年の役」×「関ヶ原の戦い」 ○…

新幹線の産みの親、十河信二の評伝を書評

国鉄総裁として新幹線を実現した十河信二の人生を追うノンフィクション『不屈の春雷―十河信二とその時代』(上下巻、各巻1800円、ウェッジ)を書評しました。リニアよりも早い世界最速書評!「不屈の春雷―十河信二とその時代」リニアより早いかは、分か…

隅田川花火大会の原点には大飢饉があった

今年、豪雨で中止となった隅田川花火大会。今の大会は戦後に復活したものですが、この原点は江戸時代に行われた花火です。 その目的には、飢饉による死者を慰安するためということがあったのです。 そんなことをハザードラボの連載「ハザード今昔」で書きま…

金魚は加賀藩の毒味役!?【歴史本書評まとめ】

恒例の今週15日付けの新聞書評4紙の歴史本まとめです。Bushoo!Japanにかきました。 続きはこちら金魚は百万石前田家の殿様の毒味役だった!【歴史本書評まとめ】

最古の文字が書かれた須恵器の意義と意味

石川県で、5世紀末の最古の文字「未」「二年」が刻まれた須恵器が見つかったと、発表され、各紙が20日、大きく報じています。「すわ、日本最古の文字か?」ともいわんばかりの報道ですが、「須恵器」という限定です。 そもそも須恵器というのは、5世紀か…

キリスト処刑の日を断定する本など歴史本書評まとめ

9月8日付けの新聞4紙の書評まとめ書きました。 「キリストが処刑された日は4月3日(金)でした!【歴史本書評まとめ】」

白山を写す写真家・木村芳文さんの写真がすごかった

名古屋でNHKをみていたら、「白山」(石川・岐阜)の番組をやっていた。 そこで出てくる写真家の木村芳文さんの写真がすばらしかった。木村さんのブログがあって、そこにはその時の失敗作(木村さんがそう書いている)がUPされているのだけど、それでも初見…

江戸時代の観光地が阿鼻叫喚となった善光寺地震

歴史地震の教訓を、そのまま現代に置き換えることができないことも多いです。 NHKのメガクエークは、いい番組ですが、先日の関東大震災の番組は、「そのまま現代日本に置き換えるのは、耐震性などが大きく向上しているので、「あおりすぎ」という面もある…

今週の歴史本書評まとめは、漫画あり、ヒゲありで充実

恒例の新聞4紙の書評から歴史本をまとめた「歴史本書評まとめ」(8月25日付紙面分)を更新しました。 →「なんとヤンマガ『センゴク』が登場!今週の歴史本書評まとめ」

鎌倉大仏がなぜ露天なのか、なぜ信長は天下統一できなかったのか。遠い2つの現象を結ぶとある大地震

世界遺産にはおしくも落選した鎌倉。その中でも最も有名な観光スポットのひとつが鎌倉大仏です。 奈良の大仏など仏像というものは、ふつう建物の中にいるものです。なぜ、鎌倉大仏は露天にいるのでしょう。 その原因となったのが、知名度の低い「明応地震津…

歴史本書評まとめ

今週の歴史本書評まとめです。 いつもは4紙の書評なのですが、お盆で実家の読売新聞だけです、すみません。来週、というか明日分からは4紙に戻ります。続きはこちら

ミニチュア箸墓に聖地への架け橋

京都府の90メートルクラスの前方後円墳で、箸墓と同じデザインで作られた五塚原古墳で、前方部から後円部へ結ぶ架け橋ともいえるスロープが検出されました。(まとめはこちら) 関連古墳をめぐる水面をわたるのは死者か生者か。古墳の濠にかかる橋の跡発見…

桜島噴火の歴史とは。連載「ハザード今昔」を更新しました

8月18日、鹿児島県の桜島が噴火した。 今年500回目になるという今回の噴火は平時よりかなり大きく、昭和火口から噴き出した噴煙は上空5000メートルにまで到達。その規模は2000年以来の大きさだったという。 それでも鹿児島市民たちに慌てる様子はなかった。…

浜名湖を汽水湖にした大津波とは

うなぎで知られる静岡県の浜名湖は、海とつながっている汽水湖です。 原因は、巨大地震による津波。 ところが、海とつながったのは割と「最近」。 そう戦国時代がはじまる直前、教科書的には「応仁の乱」の頃です。 どうして、これほどの地震が、あまり知ら…

群馬の古墳時代の甲男の特設HPができていた

群馬県埋蔵文化財調査事業団がきのう(2013年8月15日)、榛名山の火砕流で巻き込まれた被災者、通称「よろい男」らが発掘された金井東裏遺跡の特設ページを開設していました。詳細はこちらへ続く。【本当は面白い古墳エントリー】 ○弥生から古墳へ 飛鳥の天…

「タコとハーケンクロイツ」今週も新聞書評から歴史本まとめました

毎週日曜日付けの新聞4紙の書評から、歴史本をピックアップしているのですが。快挙です! 当日(日曜日)にまとめました。タコから、家康の時計から、ハーケンクロイツまで盛りだくさんでした。全文はこちら

今週の歴史本書評まとめの結果は?

おはようございます。恒例の新聞書評から歴史本をまとめるぞ!です。 4日(日)付けですが、またもギリギリでまとめました。 季節的にそろそろ戦争ものがにぎわすかな、と思っていましたが、意外と少なかったです。 つづきはこちら「高松塚は未盗掘古墳か否…

琵琶湖西岸でオルドス式銅剣発見!【報道まとめ中】

お盆を前に、こんな大発見が。 琵琶湖西岸の遺跡から、弥生時代〜古墳時代はじめの銅剣の鋳型が見つかりました。 鋳型自体は珍しくないのですが、そのデザインが、日本や朝鮮半島には見られない中国北方の遊牧民族系のものだったのです。 日本海ルートの存在…

華やかな合戦譚の陰にある戦国時代の現実とは

織田信長や豊臣秀吉など華やかな戦国時代だが、現実は文字通り戦争の絶えない「戦国」の世でした。 戦争が絶えなかったから災害をコントロールできなかったのか、それとも、自然災害が多かったので社会は混沌としたのか。派手な表舞台の陰で、どんなハザード…

夏目漱石の全作品最安値文庫まとめ

愛読している季刊誌「KOTOBA」の夏号の特集が夏目漱石でした。そこで、夏目漱石の全作品を最安値(0円の青空文庫をのぞく)で読む!という試みで、各社から出ている文庫のなかで、最安値の値段設定のものをピックアップするまとめをしました。 出版社によっ…

平安の貞観地震津波の「あとに」襲ったもう1つの天災とは

千年に一度と言われる「貞観地震」(869年)。 十分ではなかったでしょうが、比較的、朝廷もすばやく様々な施策を打ちました。その中には「国際協力」(今のような善意とはかなり違うのですが、そこらへんは丸めました)もありました。 ゆっくりと復興が…

最古の竹島の地図は本当に大丈夫か?

島根県の「竹島問題研究会」という組織が竹島が記された最古の日本地図2枚を確認したと共同通信がきのう(2013年8月1日)、報じています。1760年代のものだそうです。 わたしは、120%竹島は日本領と確信しています。 しかし、この史料を盲目…

2冠達成がまたもや筑摩選書!歴史本書評まとめ

毎週恒例の新聞書評から歴史本をピックアップした「まとめ」です。(7月28日分)今回は、先週2冠を達成した「江戸の風評被害」(筑摩選書)が3冠達成なるかがポイントでしたが、今週は3冠達成ならず!かわりに別の筑摩選書が2冠を達成し、3冠にリー…

夏祭りの写真を更新していく!つもり

石川県の能登島では県無形民俗文化財「向田の火祭」が7月27日に行われました。30メートルの松明が倒れた方向で、豊作かどうかなどを占うお祭りです。伊夜比竎(いやひめ)神社というかわった名前の神社が関わっているんですね。 北國新聞社 | ふるさと…

平安時代の東北地震津波(貞観地震)の復興について

福井の若狭湾そいには、三方五湖という湖があって、そのうちの水月湖は、湖底に7万年の堆積物が地層のように積もって、この間の1年ごとの年代測 定の基準となる世界的に超貴重な史料となっています。それを年縞(ねんこう)と呼ぶのですが、そのことを木曜…

地獄を表現するのは楽じゃないです。

一個人でもらくらく暮らせる現代の先進国と違って、世界の大多数と江戸時代以前の日本では、社会の秩序を守るのは法律ではなく、宗教なんですよね。イスラム教での女性の人権侵害やキリスト教とイスラム教のぶつかりだ、マイナス面も多いのですが、社会の維…

「等伯」で直木賞の安部龍太郎の最新戦国コラムの最速レビュー

いま、一番熱い歴史作家といえば安部龍太郎さんでしょう。安部さんが雑紙での連載コラムをまとめた『安部龍太郎「英雄」を歩く』を7月20日、日本実業出版社から刊行しましたので、世界最速レビューしてみました。こういう取材メモが雑紙連載になったり、…

伊勢神宮のピカピカの新正殿披露

伊勢神宮の式年遷宮が秋に迫る中、新しい正殿がきょう(2013年7月26日)、地元などの奉献団や報道陣に公開されました。市内を流れる宮川などで集めた白い石(社殿の地に敷き詰める)を内宮と外宮に運ぶ、新社殿が造営された御敷地(みしきち)に置く、…

龍馬の血判状がはじめて見つかったので、まとめ中

龍馬の血判状といえば、1861年、27歳で参加した「土佐勤王党」の血判加盟ですが、その2年前の血判が見つかりました。こっちは砲術への入門の誓いです。 龍馬の血判そのものが見つかるのは初めてとか。 各マスコミの報道や周辺情報をこちら(Bushoo!Ja…

安芸一の宮の厳島神社で船のおまつり動画

世界遺産で安芸一の宮の厳島神社(広島県廿日市市宮島町)で恒例の管絃祭が24日、沖合の大野瀬戸などで行われました。宮を現在の形に改修した平清盛が都から伝えたとされているお祭りで、日本三大船神事の一つ。 今年の動画を探してきました。

今週の歴史本の新聞書評まとめ更新しました。#書評 #歴史

恒例の新聞4紙(7月21日付け)から歴史本をピックアップしました。お手数ですがリンク先で、読んでください。↓歴史本書評まとめ ~新聞各社の注目書籍を1分で解析~ | BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) きのう告知したように、しばらく、立ち上げに参画し…

信長を手玉にとった天皇

手玉にとったとは言い過ぎですが、天下人相手にうまく立ち回ったのが、この時の正親町天皇(おおぎまちてんのう)です。信長は天皇の座を狙う革命思想を持っていたのか?それとも…、という話を、学説からひもときました。 Bushoo!Japanに寄稿です。織田信長…

連載執筆のお知らせ

恵美嘉樹の二つの連載のお知らせです。 ひとつは毎週連載のハザードラボでの「ハザード今昔」 火山の土石流から必死で逃げ、高台のお寺へ駆け込もうとした階段、わずか「15段差」が、とある村人たちの生死を分けた――。こんな災害の悲劇が江戸時代の群馬であ…

古代トルコの大帝国「突厥」最東端の碑文発見についての報道まとめ

大阪大が、モンゴル東部で8世紀の古代トルコ文字(突厥文字)が刻まれた碑文を発見した、7月16日に発表しました。 これまでモンゴル西部では見つかっていましたが、東部で見つかるのは初めてで、注目されます。各紙が報じていますが、それぞれ情報が小出…

祇園祭TheMovie2013

7月17日には京都の祇園祭のメーン、山鉾巡行。 京都のテレビKBSがきれいな動画をユーチューブにアップしてくれてはりますどす 出発から注連縄切り(3分)

世界遺産の十字軍の城が空爆される。シリア内戦前、内戦中、空爆の3つの動画

「世界でおそらく最も保存状態のよい城郭」と、アラビアのローレンスのモデル、イギリス軍将校TEローレンスに言わしめた、シリアの中世の古城クラック・デ・シュバリエ( Krak des Chevaliers)が2013年7月12日、空爆を受けました。十字軍時代の聖ヨ…

古代の東北で元蝦夷たちが泣く泣く刻んだ馬の絵に秘められた歴史

覚えていますか? 今年の6月に、岩手県北上市の八幡遺跡で、900年前後の馬の絵を線で刻んだ土器が出土したというニュース。 9世紀(平安時代)の岩手県で、はじめて馬をかいた土器が見つかる!【画像あり】 - 歴史ニュースウォーカー 恵美嘉樹は、市教…

世界記憶遺産に登録された藤原道長の「御堂関白記」が登録後、初公開

世界記憶遺産に登録された藤原道長の「御堂関白記」や「書聖」王羲之と間違えられるくらいうまい小野道風などの書を展示する特別展「和様の書」が上野の東京国立博物館できょう(2013年7月13日)から開幕しました。9月8日まで。 公式HPはこちら htt…

源頼朝の背中を押した東海地震?正義の蘇我氏を倒したクーデター

きょう(2013年7月12日)は、源頼朝が征夷大将軍に任じられた日です。 1192で有名なあれです。(関連エントリーそれでも「イイクニつくろう鎌倉幕府」が正しい、たった一つの理由【続編追加】 - 歴史ニュースウォーカー) 貴族の世から武士の世という変…

もしもピアノがひけたなら歴史がすべて分かるはず〜【今週の歴史本書評まとめ】

暑いですね。夏ばてで体調くずし気味です。みなさんもお気をつけて。またまた金曜日になってしまいましたが、今週(7月7日)の新聞書評からの歴史本まとめです。 西田敏行さんの「もしもピアノがひけたなら」。阿久悠さんの作品だったんですね。 というわ…

中国最古?の文字のはっきりくっきり画像をようやく見つけたよ

甲骨文字より1000年古い中国最古の文字?という話がきのう(2013年7月10日)出ていましたが、新聞を見ても、はっきりした画像が載っていません。 http://mainichi.jp/select/news/m20130710k0000m030117000c.html(画像いちおうあり) 遺跡の名でぐぐっ…

平等院鳳凰堂が1100年頃の姿に再現へ。動画・写真ニュースへのリンクなど

関白の藤原頼通が極楽浄を現実の世界に具現化しようとして1053年に建てた平等院鳳凰堂が、当時(正確には創建から50年後)の姿になってよみがえります。 京都宇治の平等院がきのう(2013年7月9日)、改修後の新デザインについて発表しました。赤…

甲賀忍者が被災した江戸時代の地震の続き

歴史ポータルサイト「bushoo!japan」に、磯田道史さんが朝日新聞の土曜「BE」で連載している「備える歴史学」についてまとめを書きました。 忍者が残した地震への警告とは | BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) 1854年の伊賀上野地震で、甲賀忍者が地震で被災…

元祖うどん県は群馬県?火山がかえた食文化

地震や火山などの歴史・考古学のお話を紹介する連載「ハザード今昔」の18回目を書きました。 第十八巻 うどんは香川だけじゃない!群馬の食文化を変えた浅間山| ハザードラボ ぜひ読んでください。

今週の歴史本書評まとめ。毎日新聞であつい歴史本座談会

毎週「月曜」更新を目指している歴史本書評まとめですが、今週はもう週末。あさってには新しい新聞書評が出ます。 まぁ、もういいかと思ったのですが、さらっとやっておきます!(なぜ更新が遅れたかというとその理由は最後に) 今週(6月30日)は、朝日…

これはかっこいい!雑賀孫一の短編映画「SAIKA 〜信長を震撼させた男たち〜」

大型時代劇、雑賀衆、雑賀孫市の映画「SAIKA 〜信長を震撼させた男たち〜」のパイロット版(ダイジェスト)ムービーです。なんとか­ここまで来れました。今後またたくさんの力を借りなければなりませんが、それも映画製­作の醍醐味と思っております。ぜひ実…

藤原定家が「書いた」超新星爆発。でも「観測」したわけではなかった

京都大などが鎌倉時代の百人一首編者で知られる藤原定家の日記「明月記」に記された超新星爆発について、天文学による発見について発表しました。各紙が報じています。 ただ、この共同通信のリンク先を見ても分かるように、あまりに短くてなにがなんだか分か…

今年の日本歴史学会賞決まる

恒例の若手日本史研究者の賞「日本歴史学会賞」の今年(2013年)第14回の受賞者に、京都大助教の山田徹氏(33)が選ばれました! 受賞論文「土岐頼康と応安の政変」は『日本歴史』(769号、2012年6月号)に掲載されたものです。 パチパチ! 今度読ん…

隼人や典膳、数馬に、頼母、加賀藩に仕官するならそんな名前は捨てなさい!

歴史ポータルサイト「Bushoo!japan」に「丹下典膳や長月隼人がいかに優れた剣の使い手であろうと加賀藩に仕官できないたった一つの理由(上)」と題したエントリーを寄稿しました。 丹下典膳は、NHKドラマで山本耕史さんが演じた「薄桜記」の主人公です。い…

きょうNHK教育の歴史風番組「知恵泉」を見ながらメモしてみたが

NHK教育で今日(2013年7月2日)「知恵泉」という歴史番組をやっていました。 知恵泉はたぶん春から始まったのだと思いますが、始めてみました。 今回の主役は、信長。 商人の不満をすくい、武力一辺倒ではない信長の知恵というテーマ。 スタジオのゲストは、…