近現代
色々な禍根を残した2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。 とりわけヒロインと結婚する楫取素彦(かとりもとひこ)は維新後に群馬県令となり、県庁を高崎から前橋へ移したことで、高崎市民から「悪」の象徴とされている。 逆に前橋市民にとっては恩人といえ…
安倍首相が12月26、27日、ハワイの真珠湾にオバマ大統領とともに訪れます。 真珠湾攻撃といえば、「陰謀論」。 ルーズベルト大統領が日本が攻撃することを知っていたのに、あえて「奇襲」させることで、米国世論を第二次世界大戦への参戦へと誘導した…
うばたまの髪煩(わづら)はし身の中の焦れ心はなほ煩はし物思ふ萱(かや)の葉などと並ぶ時今こし方のわれもうらめし わが世をばうちまどふことしきりにも續(つづ)きし頃のおぞましき日記これらは、歌人・与謝野晶子(1878〜1942年)の新発見の歌…
=写真は伊藤博文(40歳) =東郷平八郎(34歳、わかい!) 皇居の宮内庁三の丸尚蔵館(東京都千代田区)で、企画展「明治十二年明治天皇御下命『人物写真帖』四五〇〇余名の肖像」平成25年1月12日(土)から3月10日(日)まで(祝日以外の月、金休館)、す…
photo by smileham 恵美嘉樹も子どもの頃は、第二次大戦マニアでした。歴史好きってみんなそうですよね?えっ?そうでもない?時事通信がきょう(2013年1月7日)面白い外電を流しています。 第2次世界大戦末期、ミャンマー・ヤンゴンの地中に大量に埋められ…
文豪・夏目漱石(1867〜1916)が明治42年(1909年)に、満州の新聞に寄せた、伊藤博文暗殺事件への驚きなどのコラムが発見されました。作家の黒川創さんが小説「暗殺者たち」を発表する文芸誌「新潮」2月号(きょう2013年1月7日発売で、全文…
いよいよ2012年最後の日になりました。 若かりし頃は、「紅白歌合戦なんてダサイ」と裏番組を見ていましたが、なんだか最近は、なんとなく紅白みちゃっています。産経新聞が昨日(2012年12月30日)、紅白歌合戦の歴史秘話を載せています。 最初は ラジオ…
千葉県習志野市の旧陸軍習志野学校跡地内で旧陸軍が作った毒ガス「あか材(くしゃみ剤=嘔吐剤)」を入れる「あか筒」約760個が地中から見つかりました。 習志野学校とは、細菌戦、毒ガス戦についての教育や調査研究が行われた陸軍附属の学校です。 環境…
2012年12月13日、中国の飛行機が初めて尖閣諸島に領空侵犯しました。 いったい、あの国はなにを考えているのか。彼らにはどうやって対処すべきか。強硬な北風?それとも受け身の南風? みなさんも色々考えていると思いますが、『文芸春秋』2013年1月号で、そ…
太平洋戦争の「えっ」という内容が書簡が明らかになりました。(文芸春秋2013年1月号、180、181頁)文藝春秋 2013年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件)…
きょうは、12月8日は太平洋戦争の開戦日。いわゆる真珠湾攻撃の日です。photo by The U.S. Army NHKでは、なぜか戦艦大和の最後について特集番組を流していました。よい番組でした。ただし、デジャブー感あり。再放送? photo by yuichi.sakurabaいえいえ…
維新の会ですか? いや〜恥ずかしながら、わたしも熱くなった頃がありました。 なんて言う人も増えている感じがします。 恵美もカミングアウトすると、「橋下さん、国政に出て、日本を救ってくれ」なんて思っちゃたことありました。いまでは「巣くってくれ」…
日本で数少ない「遊郭」である飛田新地のルポがgigazineに載っていました。「日本最大級の遊郭の建物が今も150軒以上残る「飛田新地」に行ってきました」-gigazine もちろん知識として知っていましたが、通ったことはありません。 店先にいる女子高生などの…
アメリカ大統領選のつぎは中国ですね。今年はすごい年ですね。 ロイターが便利な過去の党大会での重要な歴史記事まとめを載せていました。メモメモ
2008年12月15日の4年前のエントリーで「国民を奴隷化するならず者経済」という内容でこの本ならず者の経済学 世界を大恐慌にひきずり込んだのは誰かについての書評を書いたのですが、今見ると、どんどん状況は4年前に危惧した状況に近づいているよ…
>>未公刊の手紙が、神奈川県二宮町の徳富蘇峰記念館で見つかった へぇ〜すごいなあ、しんはっけんかあ(棒読み) 「未刊行」ではあっても「新発見」じゃなさそうですね、実は。 =新島襄(同志社大HP) 新島襄:教え子・徳富蘇峰への手紙発見 怒りや悩み率直に…
グーグルジャパンが11日に以下のようなすごいサービスを発表しました。 圧倒的なラインナップですね。例えばアンネフランク関係の資料がずらーーっとグーグルのデジタルアーカイブは、歴史系では、最古級の聖書「死海文書」や、ベルサイユ宮殿の3D画像や…
フェイスブックで話題になっていたお話。 最近は、いかに日本「軍」が優れていたかという回顧話も多いですが、やっぱり、ユダヤ人への人道的な扱いこそ、日本人としての誇りでありたいと感じました。 杉原千畝「命のビザ」2012年10月2日 読売新聞福井版より …
旅順港攻略の乃木大将を演じた榎木さんがとくによかったです。最終回の海戦もすごかったですが、その後のエピソードがだらだらして全部飛ばしましたが。(録画なもので)明治の軍人のすごさは、武士道にあるのでしょう。江戸時代の武士が武士道をまっとうし…
定額給付金の配布が始まっているようですね。私のところはまだのようです。 もらえるのはうれしいけど、確実に近い将来、増税という形で回収されるので、国というのは、橋本知事でないですけど、「ぼったくり」です。それはともかく国民にわたる給付金の総額…
長い歴史をひもといてみると、どんなに偉大な政治家や、権力を握った将軍でも、病気によって早死にした人も少なくありません。 一方で、わたしたちが学校で教わった歴史の授業などでは、偉人たちの晩年については、ほとんど教えられることがありません。それ…
この本『ならず者の経済学』(徳間書店、1890円)は経済本の範疇に入るが、歴史を学ぶものにとっても必読の書だ。ならず者の経済学 世界を大恐慌にひきずり込んだのは誰か作者: ロレッタ・ナポレオーニ,田村源二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2008/1…
11月13日に「エアフォースワンの中で麻生首相にぜひ読んでほしい本」 http://d.hatena.ne.jp/emiyosiki/20081113/1226595101 として取り上げた大暴落1929 (日経BPクラシックス)作者: ジョン・K・ガルブレイス,村井章子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: …
バブルの崩壊、株価の大暴落のあとに読まれる恐慌論の名著です。「あとに読まれる」というところが、人類としては痛いところですが、まあそういうものでしょう人間は。大暴落1929 (日経BPクラシックス)作者: ジョン・K・ガルブレイス,村井章子出版社/メーカ…